2025年8月31日(日)に東京にて、
『フレディ・グリーン奏法ワークショップ』
を開催しました。
このワークショップは、これまでに開催した四つ切りリズムギターワークショップの中〜上級者版という位置付けで、フレディ・グリーンの奏法に特化したもの。
参加の指標として、下記のような目安を設けさせていただきました。
【対象となる方】
・ピックギターを使用してリズムギターの演奏をしている方
・ビッグバンドやスウィングジャズバンドでの演奏経験が2年以上ある方
・6弦12F上での弦高が2.5mm以上のセッティングの方
まずは、今回のワークショップにご参加くださいました皆様の、拘りの愛器たちをご覧ください!

(前列左から)
Eastman AR-810CE
Epiphone Emperor
Gretsch Eldorado6040
Gibson Super300
Epiphone Emperor
(後列左から)
Gibson L-50
Archtop Tribute AT105 Classic
Eastman AR-805CE
Epiphone Emperor
Gretsch 型式不明
kiso suzuki no.4
素晴らしいギターがズラッと並んだ様子は壮観ですよね。
ワークショップでは、参加者の皆様の弦高も計測させていただきました。
【参加者の弦高 (6弦12F上で計測)】
7mm台 × 1名
6mm台 × 2名
5mm台 × 2名
3mm台~2mm台 × 5名
なんと最も高い弦高の方は7mmという常軌を逸したセッティング!
でもギターのスケールや使用弦ともマッチしていて、不思議としっくりくるセッテイングだったのが印象的でした。
今回のワークショップでは、まず最初に皆さんの自己紹介も兼ねて以下の情報を共有。
・使用ギター
・弦高
・使用弦
・使用ピック
ご自身のセッティングに至った理由についてもお一人お一人にお話をしていただきました。
それぞれの試行錯誤や拘りが見えて、とても興味深いものでした。
和やかな空気の中で、参加者の皆さんのテンションが上がっていくのを感じました。
その後の歓談タイムでは、皆さんがお互いのギターやピックを交換して、弾き合うひととき。
こういったタイプのギターやギタリストが一堂に会することは滅多にないので、これが非常に学びや気付きが多く、心躍る時間となります。
これまでに開催した四つ切りリズムギターワークショップでは、ジャズブルースを題材にすることがほとんどでしたが、今回のワークショップでは、実際にカウント・ベイシーが演奏している定番のナンバーを取り上げました。
・「In A Mellow Tone」
・「Cute」
・「Li’l Darlin’」
「In A Mellow Tone」では、皆さんにラインを考えてもらい、実演いただきました。
コードの拡張解釈や、複数弦を使用する方法なども解説しました。
「Cute」では4弦のヴォイシングを2拍ずつ動かすフレディ・グリーンの定番ラインを解説。
Medium Fast 〜 Fastのナンバーでは同じような考え方で演奏すると効果的です。
「Li’l Darlin’」はご希望の方数名とDuoで、テーマ部分を演奏しました。
皆さん素晴らしい演奏でした。楽しかった!
また、今回のワークショップの“おみやげ”として、参加と見学の皆さんに、
「Cute」と「Li’l Darlin’」の一部分のコピー譜をお渡ししました。
「Cute」のLive In Paris 1962 Ver.
イントロのKey=Fのジャズブルースでのフレディ・グリーンの2声のヴォイシングが特徴的です。
「Li’l Darlin’」は2つの音源よりテーマ部分を採譜。
どちらも特徴的な部分が多く、新たな気付きの多いテイクでした。
フレディ・グリーンとカウント・ベイシーへの愛が爆発した5時間のワークショップ。
その後の懇親会では、さらにディープな話に花が咲いたのでした。
今回のワークショップは、大学生から60代までの老若男女の皆様、また遠くは静岡、京都、大阪からもご参加を頂き、大変充実した時間となりました。
様々な場所で、様々なレベル向けに、四つ切りリズムギターのワークショップを開催してきたひとつの成果を、こういった形で体現出来たことがとても嬉しいです。
今後もこういった場を主催していきたいと思っています。
ご参加くださいましたFreddie Green Loverの皆様、どうもありがとうございました!
